
|
 |
千頭山国有林 |
千頭山国有林は、寸又川流域に位置する典型的な奥地山岳林で、面積は約26千haに及びその7割は中部日本有数のツガ、モミ、ブナなどの針広混交の天然林で、樹齢200年を超えるものもあります。
千頭の山は古くから天領として、良質材が産出され、江戸時代には駿府城、寛永寺、江戸城などの建築用材として使われていました。
近年は、国土保全、自然環境の保全、森林のレクリエーションなど森林に対する要請が多様化しています。
|
南アルプス南部 光岳森林生態系保護地域(林野庁) |
寸又川源流域一帯は、良く保存された原生的な天然林から成り、典型的な森林の垂直分布が見られます。
この森林を保存することにより、自然環境の維持、動植物の保護、遺伝資源の保存、学術研究に役立てることを目的に、林野庁が平成2年3月、この地域を南アルプス南部光岳森林生態系保護地域に設定しました。
光岳南部に延びるハイマツ林は、南限にあたる貴重な群落です。また、特別天然記念物であるライチョウも生息しています。
|
大井川源流部 原生自然環境保全地域(環境省) |
この地域は、我が国を代表する温帯針葉樹林、亜寒帯針葉樹林で、野生動物の生息地としても重要であることの理由から、昭和51年3月に本州唯一の原生自然環境保全地域として指定を受けました。
|
| 千頭山登山ガイド |
千頭山登山口から山頂までは約2.2km、標高差約830mありますが、途中、光岳を望む展望所までは1.4km、標高差540mと1時間15分程の行程です。
登山口の吊橋を渡り標高1,300m付近まではイヌシデ、ミズナラ、モミ、ツガなど針葉樹と広葉樹の混ざった林の中を登り、これより尾根伝いを標高1,460m付近まで進むとゴヨウマツ、ハリモミ、ツガの大径木が群生し、原生的な雰囲気が感じられます。
展望所からは、光岳を正面に森林生態系保護地域のコアゾーンが一望できます。
これより先は、亜高山帯となりシラビソ、コメツガからなる天然林の中を山頂目指して進むことになります。
|
| -凡例- |
| 森林生態系保護地域 |
 |
保存地区(コアゾーン) |
 |
保全利用地区(バッファーゾーン) |
 |
大井川源流部原生自然環境 保全地域(環境省、重複) |
|
|